スキャルピングに潜むリスク

スキャルピングを行う利点といえば他の手法と比べて圧倒的に資金効率が良いという点です。少額の資金からトレードをスタートして短期間のうちに軍資金の数十倍、数百倍にも化けさせる可能性を秘めています。上手に活用すれば中長期投資とは比較にならないほど効率よく資金を成長させることができるのです。

まずはスキャルの利点を知ろう

1回当たりの取引時間がかなり短いスキャルピングなので、他の取引手法よりは取引回数がダントツで多くなります。例えば1回のトレードで獲得した利益を次のトレードに投入して使えるので、理論的には複利効果で雪だるま式に資産を倍増していくポテンシャルがあるのです。少しの利益を狙うので取引チャンスは膨大にありますし、スピーディーにポジションを手じまいできるので、忙しいサラリーマンの方や主婦の方でも空いた時間にサクッと取引できるのも魅力です。長い時間ポジションを持たなくて済むので、寝ている間に損失が膨らむリスクを減らせますし、働いている時間に為替レートが気になってしまうということもありません。

裏側に潜在するデメリットとは

頻繁に取引するスキャルピングは、他の手法と比較してトレード回数が飛び抜けて多いので、FX業者へ支払うスプレッド分のコストも多く支払うことになります。取引コストの面を考えるとスイングトレードやデイトレードと比べて不利といわざるを得ません。例えば米ドル円のスプレッドが1銭のFX業者を使用しているとしましょう。そうすると1万通かで1回分の取引を決済する毎に100円のコストが発生します。この取引を1日に10回繰り返せば1,000円もの支払いが出てきます。さらに、資金効率が高いということは、利益を急激に増加させることができる反面、あっという間に資金を失う可能性も高いということです。ハイリスクハイリターンであるのがスキャルピングなのです。トレードの技術が未熟である人が行う手法ではないことを言っておきましょう。大きなリスクがつきまとうことを十分に知った上で相場に臨むことが大切です。